旧5円札の価値や買取価格は?【参考買取価格あり】

2022年9月7日

旧5円札の価値と買取相場 (2022年度版)

旧5円札(日本銀行券5円)の最新の買取相場早見表を作りました。

2022年度-旧5円札の価値と買取相場

彩文模様 5円札A号券 200円~1,000円
彩文模様 5円札A号券(未使用) 1,000円~1,500円
彩文模様 5円札A号券(エラー裁断ずれ) 3,000円

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旧5円札とは

甲号、乙号改造銀行券
昭和21年に製造がはじまった、彩文模様の5円札。現在も大手印刷会社の大日本印刷や凸版印刷へ業務委託されて印刷されていました。戦後の混乱期に激しいインフレとなったため、政府は金融緊急措置令を発令したのです。これにより、企業が従業員に支払える現金が1ヶ月500円となりました。500円を超えた分は強制的に預金され、しかも払い出し制限が設けられたのです。新円への切り替えがされ、その際に発行されたのがこちらの彩文模様5円札なのでした。

さて、こちらの5円札は価値が低く、平均して500円前後で取引されているようです。オークションなどでの取引実績自体が少なく、現状は残念ながら人気の高い紙幣ではないようです。

旧5円札は今でも使えるの?

2022年現在、使用可能です。5円札だけでなく、1円札(二宮尊徳、武内宿禰:昭和発行開始分、大黒像、武内宿禰:明治発行開始分)までもいまだに有効な銀行券とされています。ただ、お店などでは旧札の存在を知らない世代も多く偽札かどうかの判別もつかないので使用を断られることもあるようです。銀行に持っていくと硬貨に替えてもらえますが、プレミア要素などは一切考慮してもらえず額面通りの交換となります。買取に出せば当然額面以上で買い取って貰えるので、これはあまりに勿体ないのでやめましょう。

プレミアのつく5円札

ぞろ目の番号や、エラープリントの5円札にはプレミアがつきます。たとえば、エラー裁断ずれだと3,000円程度で取引されていることを確認しました。エラーであってもそんなに高い値段はつきませんが、エラーが大きければもしかすると高い価値で取引されている可能性があります。

まとめ

新円交換で、いままで自分がもっていたお金が使用できなくなってしまい、かわりにこの紙幣になったので国民からはさぞや嫌われたのではないかと推測します。戦後のお金ですので今もまだご自宅に残っているという方もいらっしゃることでしょう。紙幣は劣化しやすいので、保管状態が悪いと価値がどんどん下がっていきます。
まずは古銭買取店に無料査定を依頼し、納得のいく金額であれば買い取ってもらうのが良いと思われます。まとまった数があれば、ある程度の金額になるかもしれません。その中でも、印刷ずれやレアな番号があれば思ったよりも高額の買取価格となることがありますので、価値がないかもしれないと諦めずに査定にだしてしまいましょう!

以上、『旧5円札の価値や買取価格は?【参考買取価格あり】』でした。