旧50円札の価値と買取相場
旧50円札の価値と買取相場 (2022年度版)
旧50円札の最新の買取相場早見表を作りました。
※この金額は基本的に『未使用品』『ピン札』で調べています
2022年度-旧50円札の価値と買取相場
高橋是清50円札(使用済み) | 500円~ |
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高橋是清50円札(未使用/新札/ピン札) | 1000円~1600円 |
高橋是清50円札(未使用/新札/ピン札-連番) | 2000円~8000円 |
旧50円札とは
戦後5年(1951年)を経て発行開始となった、表面が高橋是清氏、裏面に日本銀号が描かれた50円札。
50円札というのはB号券と呼ばれるたった1種類しかありません。
発行期間は7年しかなく、流通した枚数がそれなりに限られているため額面に対して平均2000円~3000円程度の値がつきます。
この紙幣が家に保管されていた場合、ある程度の数がまとめて見つかるパターンが多いようで、まとめ売りによってそこそこな高額買取となることもあります。
旧50円札は今でも使えるの?
2022年現在、使用可能です。50円札だけでなく、1円札(二宮尊徳、武内宿禰:昭和発行開始分、大黒像、武内宿禰:明治発行開始分)までもいまだに有効な銀行券とされています。ただ、お店などでは旧札の存在を知らない世代も多く偽札かどうかの判別もつかないので断られることもあるようです。銀行に持っていくと新券に替えてもらえますが、プレミア要素などは一切考慮してもらえず額面通りの交換となります。まずは買取査定に出してみて査定不可となった場合の手段としておきましょう。
プレミアのつく50円札
古銭買取のオススメ店が調査した結果では、プレミアがつく50円札の取引実績を見つけることができませんでした。高額で取引されている事例はいずれも「美品または新品」、「連番でまとまった枚数」があるケースです。
単独で中古品の50円札については取引例はいくつかありますが、どれも500~600円程度です。
ただし、ミスプリントや特別な手続きを経て発行されたようなお札は高額な買取価格になることがあります。
まとめ
50円は1種類しかなく、表面は全て高橋是清氏なので、価値の付き方もシンプルです。
余談ではありますが、お札の肖像でメガネをかけている人は、実はこちらの高橋是清氏と新渡戸稲造氏の2名のみだそうです。メガネ族はレアですが残念ながらお札自体の価値は控えめのよう。
その中でも、ミスプリントなどのお札があれば非常に高い価値がつくことがあります。
素人目ではどんなお札が高い価値を持つのか、見抜くことは難しいのでプロに査定依頼してみましょう。
最近では、インターネットに詳しくない方でも簡単に無料査定してくれるので、古銭・旧札を見つけたらまずは査定依頼を出されることを強くおすすめします。
以上、「旧50円札の価値と買取価格」でした!