旧10000円札(旧一万円札)と現行10000円札の価値や買取価格は?
旧10000円札(旧一万円札)の価値と買取相場 (2022年度版)
旧10000円札および現行10000円札の最新の買取相場早見表を作りました。
※この金額は基本的に『未使用品』『ピン札』で調べています
2022年度-旧10000円札の価値と買取相場
聖徳太子10000円札 | 10000円~12000円 |
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聖徳太子10000円札 (アルファベット1桁) |
~100000円 |
聖徳太子10000円札 (ぞろ目、連番など) |
10000円~500000円 |
福沢諭吉10000円札(雉) | 10000円~12000円 |
福沢諭吉10000円札(雉) (アルファベット1桁) |
~100000円 |
福沢諭吉10000円札(雉) (ぞろ目、連番など) |
データ無し |
福沢諭吉10000円札 (平等院鳳凰像) (ぞろ目、連番など) |
15000円~100000円 |
旧10000円札とは
10000円札(一万円札)とは、日本銀行券において額面が最高額の紙幣です。
紙幣の肖像は、福沢諭吉氏と聖徳太子の二種類のみですが、ながらく一万円札の肖像を飾っていた諭吉さんもとうとう2024年に引退、渋沢栄一氏へとバトンタッチすることになりました。
福沢諭吉氏といえば、今も日本で押しに押されぬ名門である「慶応義塾大学」の創始者で、主な著書である「学問のすゝめ」や「西洋事情」はあまりも有名です。
そして渋沢栄一氏は、約600の教育機関・社会公共事業の支援と民間外交に尽力された方です。日本資本主義の父と呼ばれ、現代の日本の礎を築いた人物の一人であり、お札の肖像に選ばれるには相応しい方ですね。
さて、その10000円札ですが、C号券である聖徳太子の万札、福沢諭吉の万札は裏側が雉[キジ]の絵のD号券、平等院の鳳凰像が描かれているホログラムのついた現行のE号券、全部あわせて3種類しかありません。(意外と少ないですね!)
いずれの種類のお札も現在の有効券となっている上、発行枚数が非常に多いため、基本的に額面以上の価値はつきません。ただし、連番やぞろ目、もしくはエラープリント品などであれば高額で買い取って貰えるケースもあるようです。
プレミアのつく旧10000円札
A000001A~A000100Aの10000円札は基本的には一般に出回らないナンバーの紙幣で、特に一桁台は配布先が決まっています。過去、これらの銀行券のうちA000007Aの10000円札が某歴史研究会によりお宝鑑定団に持ち込まれたことがあり、この際の鑑定結果はなんと300万円でした。
まず出回らないとは言え、確かに存在するものですので福沢諭吉にゆかりのある方はもしかしたら近くに眠っているかもしれませんね。
珍しい番号は10000円札に限らず、高い価値を持つことが多いので間違って使ってしまわないように注意しましょう!
まとめ
さて、10000円札についてのちょっとしたご説明でした。
普段使いの10000円札からプレミアのついたものを探すのはなかなか難しいかもしれませんが、ナンバーをちらっとでも確認する癖をつけているともしかしたら夢のプレミア紙幣に出会えるかもしれませんね。素人目にはわかりにくいエラープリントなどもプロはしっかりと見抜きますので、少しでも怪しいと思う紙幣があれば迷わずに古銭買取店に買取査定依頼を出すことをおすすめします。
買取店の中にはWEBサイトに掲載されている査定フォームにいくつかの事項を入力するだけで無料査定してくれますし、査定額が気に入らずキャンセルしてもキャンセル料はかかりません。
ダメ元でも価値を知っておくことに損はありませんので、ぜひぜひ活用してみてください。
一万円札は手にする機会も多いので、ぜひナンバーをチェックする癖をつけておきましょう。
以上、『旧10000円札(一万円札)と現行10000円札の価値や買取価格は?』についてでした!