天保通宝の買取価格は?母銭や密造品なら期待大!

2018年11月5日

天保通宝とは

天保通宝
天保通宝は別名”天保銭”と呼ばれ、江戸時代末期から明治時代にかけて流通していた古銭です。
小判のような形状をしていて、真ん中に正方形の穴が開いています。
表面には上から順に「天保通寳」の文字が刻印されています。裏面の上側には「當百」、下側には金座後藤家の花押が刻まれています。

天保通宝はその時代背景から偽造が横行していました。
そのため、幕府が公式に鋳造していた天保通宝は【本座長郭、本座細郭、本座広郭、本座中郭】の4種類しかありませんが、他にも各藩で秘密裏に作られていた偽物(藩鋳銭)が20種類ほど存在しています。

普通に考えると偽物には価値があまりないと考えがちですが、天保通宝の場合はその限りではありません。密造品といえど各藩で使用されていたれっきとした通貨で、公式のものより希少性が高いため、偽物の方が高くなるケースも多々あります。

高額で売れる天保通宝の種類

先ほど言ったとおり、天保通宝は偽物の『藩鋳銭』の方が価値がつく傾向があります。
では公式のものは安いのかというとそういうわけでもありません。
古銭には通貨として流通する”銭貨”と、それを作る時の型となる“母銭”に分かれ、母銭の方が希少価値が高くなります。天保通宝も同じで母銭の方が価値があり、公式のものでも母銭であれば、藩鋳銭を超える可能性を秘めています。

天保通宝(幕府公式)の買取価格

種類・名称 相場
天保通宝-本座長郭本座長郭 72,000円
天保通宝-本座細郭本座細郭 110,000円
天保通宝-本座広郭本座広郭 62,000円
天保通宝-本座中郭本座中郭 110,000円
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たこ神

もし母銭なら10万円を超える可能性は大じゃ。

天保通宝を買取に出すには

天保通宝には種類が多く、知識もなしにどの種類かを調べることはほとんど不可能と言えます。
そして種類によって価値が大幅に上下する事から、天保通宝を売る場合にはきちんと査定してくれる業者を探すことが最重要になります。

もし依頼したのが悪徳業者だった場合本当は高いものなのに安い値段で買い叩かれた…というケースもあります。

そういった事がないよう、当サイトでは口コミを元にした本当におすすめができる古銭買取業者を紹介しています。
一番のおすすめの”バイセル”であれば、古銭の査定実績も豊富で、どんな天保通宝でもきちんと価値を判断してくれます。査定自体には一切費用がかからないので、依頼する側からすればデメリットは一切ないもの魅力です。

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