天皇陛下御在位20年記念硬貨の買取価格は?高く売るコツ

2022年9月12日

過去3年間のオークションデータを元にした、
天皇陛下御在位20年記念硬貨の参考買取価格を表にまとめました。
オークションでの入札価格なので、実際の買取金額とはちょっと差があるかもしれませんが、
3年分のデータを集めたので参考になると思います!

天皇陛下御在位20年記念硬貨の参考買取価格(2022年度版)

※この金額は基本的に傷や汚れのない『未使用品』で調べています

セット
2022年 102000円~115100円
2021年 91500円~122000円
2020年 83700円~103500円
1万円金貨
2022年 101000円~107000円
2021年 89000円~105000円
2020年 81700円~106000円
500円プルーフ貨幣
2022年 データなし
2021年 1930円~2700円
2020年 2100円~3120円
500円硬貨
2022年 600円~750円
2021年 510円~710円
2020年 500円~810円

>>その他の記念硬貨の価値が知りたい方はコチラ

天皇陛下御在位20年記念硬貨とは

天皇陛下御在位20年記念硬貨

どんな硬貨?
2009年(平成21年)、今上天皇の御在位20年を記念して発行された1万円金貨と500円ニッケル王銅貨です。

天皇陛下御在位20年記念1万円金貨幣

どんな図柄?
表 鳳凰と瑞雲と皇居・二重橋
裏 菊花紋章
総発行量は何枚?
10万枚発行されています。
どんな材質で出来ているの?
純金
直径はどのくらい?
28mm
量目(重さ)は?
20グラム
価値はどのくらい?
金地金の価値が考慮されますので、10万円前後で取引されているようです。

天皇陛下御在位20年記念500円ニッケル黄銅貨幣

どんな図柄?
表 菊花
裏 菊花紋章
総発行量は何枚?
1000万枚発行されています。
どんな材質で出来ているの?
銅    720
亜鉛   200
ニッケル 80
直径はどのくらい?
26.5mm
量目(重さ)は?
7グラム
価値はどのくらい?
発行枚数が多く、プレミアもついていないためほぼ額面通りになりますが、プルーフ加工されたものについては3000円程度の取引実績もあるようです。

天皇陛下御在位20年記念硬貨はお店で使えるの?

2022年現在、使用可能ですがオススメしません。店員さんも記念硬貨が本物か偽物かの区別がつかず使用を断られることもあるようです。銀行に持っていくと同額の硬貨に替えてもらえますが、プレミア要素などは一切考慮してもらえず額面通りの交換となります。買取に出せば基本的に額面以上で買い取って貰えますので、銀行で交換せず、買取店に査定を依頼したうえで買い取りをお願いしましょう。

まとめ

天皇陛下御在位20年を記念して、平成21年に金貨とニッケル黄銅貨が発行されました。1万円金貨はプレミアム型の金貨で、当時の販売価格は額面を上回る80,000円が5万セット、金貨とニッケル黄銅貨の2点セットが82,000円で5万セット、それぞれ販売されています。

また、この1万円金貨は世界造幣局長会議第26回キャンベラ総会(Mint Directors Conference)の付随イベントとして行われた貨幣のコンペティションにおいて、記念貨幣(金貨)部門のMost Beautiful Coin(最も美しい貨幣)賞を受賞するという快挙を成し遂げています。

金としての価値もあり、またデザインも優れているというこの贅沢な金貨は、持つ者を魅了します。とはいえ、よほどの金貨好きでもなければ手元に置いておいても腹の足しにはなりません(ロマンのない言い方で申し訳ありません)ので、一度買取査定に出してみて、満足の行く査定額であれば買い取って貰うのもアリかもしれません。

現在は金の相場が高めで推移しているため、相当の査定額がつくはずです。お店まで行かなくても、メールか電話一本で査定してもらえる買取店もありますのでとてもお手軽に依頼できてしまいます。

提示された査定額に納得いかなければ買取を断っても手数料はかかりませんし、その時は別の買取店に査定依頼すればよいだけです。かしこく高値で買い取ってもらいましょう!

また、買い取ってもらう気がなくとも、現在の価値を把握しておき、「この金貨、売ったら○○円なんだよ~」と知り合いにドヤ顔も可能です。500円黄銅貨は、プルーフ貨幣セットでなければ買い取って貰えないか、買取OKでもほぼ額面通りなので、面倒であれば銀行で両替してもらってもよいかもしれません。ですが、一万円金貨は間違っても銀行で両替しないでください!

以上、『天皇陛下御在位20年記念硬貨の買取価格は?高く売るコツ』でした!