穴銭買取の相場と価値

穴銭の買取について

穴銭の価値は主に希少性に左右されます。 穴銭は5円玉のような硬貨の中心に穴が空けられているものを指します。 含有金属比率を比較しても銅が主成分となっており、金属としての価値はありません。つまり、現在は高値がついている古銭でも大量に発掘されれば 価値が激減する可能性をはらんでいると言えるでしょう。 希少価値の安定しているうちに売ってしまうのがオススメです!

穴銭一覧表

穴銭の価値と買取相場

平安通宝の価値と買取相場

平安通宝-濶縁
発行年度 不明
価値 7,000円~
素材
詳細 平安通宝は製造された国や時期が未だ謎につつまれている古銭で、日本での出土例は9ヶ所しかありません。市場に出回る事は少なく、買取に出せば1枚で数千円の価値が期待できるでしょう。
>>平安通宝の参考買取価格

祥符通宝の価値と買取相場

祥符通宝-天下手祥符
発行年度 宋1009年 / 日本では不明
価値 100円~50,000円
素材
詳細 祥符通宝には宋から輸入した渡来銭と、それを模して日本で作られた鐚銭があります。価値としては鐚銭の方が高く、宋銭が数百円程度なのに対して、鐚銭の「天下手祥符」と呼ばれるものなら数千円から数万円の値段が付く事があります。
>>祥符通宝の参考買取価格

元佑通宝の価値と買取相場

元佑通宝_背一
発行年度 1086年~1093年頃
価値 100円~2,000円
素材
詳細 元佑通宝が作られたのは北宋で、年代は1086年~1093年頃。渡来銭として日本にきたものを、日本でも九州などで模造していました。基本的に北宋のものは裏面が無地で、日本のものには1~2文字の銘が入っています。気になる買取価格ですが、100円~1000円くらいになる事が多いようです。
>>元佑通宝の参考買取価格

洪武通宝の価値と買取相場

洪武通宝
発行年度 1368年~
価値 500円~10万円以上
素材
詳細 洪武通宝は中国の明時代に鋳造された銅銭で、日本でもそれを模して洪武通宝が作られていました。中国のものには背面にその製造地が記されているものがあり、その種類によっては1万円~10万円の買取価格が付く事もあります。
>>洪武通宝の参考買取価格

天正通宝の価値と買取相場

天正通宝-小字
発行年度 天正15年(1587~)
価値 10万~50万以上
素材
詳細 天正通宝は一般流通せず、褒章用など限られたシーンでしか使われていませんでした。そのため現存枚数が少なくかなりの希少価値がついています。天正通宝は字体によって「小字」と「大字」の二種類に分かれ、小字で20万円、大字なら50万円を超える買取価格が付く事もあります。
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文禄通宝の価値と買取相場

文禄通宝-銅銭
発行年度 文禄元年(1592~)
価値 50万以上
素材 銅・銀
詳細 文禄通宝は安土桃山時代に豊臣秀吉が発行したとされている古銭です。現存枚数が少ない事から謎に包まれている部分が多く、その希少価値はかなりのものとなっています。銅銭と銀銭がありますが、銀銭なら状態次第では50万円~100万円の値段が付く事もある期待度大の古銭です。
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慶長通宝の価値と買取相場

慶長通宝-宝頂星
発行年度 慶長11年(1606~)
価値 5,000円~50,000円以上
素材
詳細 慶長通宝は江戸時代に鋳造された古銭で、『慶長通寶』と刻印があります。江戸や京都で使われていた良質な「大字」と、主に九州方面で使われていた「小字」があり、大字の方が価値があります。ただ小字の中でも「宝頂星」と呼ばれるものは5万円ものの買取額が見込めます。
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元和通宝の価値と買取相場

元和通宝-小字
発行年度 元和元年(1615年)
価値 70,000円~
素材
詳細 元和通宝は元和元年(1615年)もしくは元和2年(1616年)に鋳造された銅銭です。謎の多い古銭で、幕府が作ったものか民間で作られたものかすら定かではありません。市場に出回る事が稀で希少性が極めて高いため、10万円以上の価値が期待できます。
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寛永通宝(銅)の価値と買取相場

寛永通宝(銅)
発行年度 寛永13年(1636~)
価値 500円~20,000円
素材 銅739.8,鉛100.7,錫148.6,鉄19,その他90
詳細 寛永通宝は鋳造期間が寛文8年(1668年)~享保2年(1717年)と長く、約150年に渡り鋳造され続けられました。 そのため、同じ寛永通宝でも鋳造された年月や場所によって価値に大きく差があります。 基本的には150円~500円程度のものが多いですが、中には100万円を超える買い取り額がつく事もあるようです。
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宝永通宝(銅)の価値と買取相場

宝永通宝(銅)
発行年度 宝永5年(1708~)
価値 3,000円~60,000円
素材
詳細 宝永通宝が鋳造されたのは江戸時代。宝永5年(1708)に発行された十文銭で、当時は大銭と呼ばれていました。 同じ宝永通宝でも、大別して「浅冠」、「深冠」と呼ばれる二種類のものがあり「浅冠」のほうが希少価値があり 20,000円弱~30,000円程度で取引されているようです。 ただ、「深冠」でも"永”の文字の2画が垂直になっているものはより希少価値が高く、 50,000円程度の買い取り額が見込めます。
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天保通宝(銅)の価値と買取相場

天保通宝(銅)
発行年度 天保6年(1835~)
価値 1,000円~30,000円
素材 銅813.1,鉛97.4,錫82.6,鉄0.6,その他6.3
詳細 天保通宝は江戸時代より明治にかけて鋳造された天保銭とも呼ばれる古銭です。百文の価値を持つ銭貨として発行されましたが、その質量から実際は八十文で流通していました。天保通宝には幕府製の4種類と藩が偽造した約20種類があり、高価なものでは10万円~30万円の評価額がつくこともあります。
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文久永宝の価値と買取相場

文久永宝
発行年度 文久3年(1862~)
価値 200円~25,000円
素材 銅831.1,鉛112.3,錫32.1,鉄2.7,その他21.8
詳細 文久永宝は銀座(江戸深川)と金座(浅草)で鋳造された四文銅銭です。寛永通宝一文銭の4枚分の価値を持つものとして発行されましたが、質の悪い古銭だったため民間ではそれ以下の価値として扱われたようです。状態がよくても200円程度で販売されているような古銭ですが、字体によってはレアなものもあるようです。「母銭」と呼ばれる銭貨の型となったもので、文久永宝の「文」の字が草書体の「攵」でれば直近では25,000円あたりで取引されています。
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穴銭の価値や相場を調べるには

穴銭を取り扱う買取業者は多いものの、その希少性から買取業者の在庫やコレクターの動向によって買取金額に大きな差があります。 古いものになるとコレクター向きのアイテムとなる相場の見極めが難しいところです。 また、穴銭は古銭の中でもコレクターの動向の把握を必要とするため、鑑定を依頼した買取店によってはその動向や相場の動きを把握できておらず、 本来であれば高い価値がつく穴銭を 格安で買い取ってしまうお店もあります。 このホームページでは、インターネットで調べた 信頼できると評判の古銭買取店を紹介しています。 下記のお店なら、査定フォームに入力するだけで 無料で簡単に査定してもらえるのでとてもおすすめです。 登録などもいらないので、価値を知りたいと記念硬貨があれば一度無料査定をしてもらってはいかかでしょうか。