金貨買取の相場と価値

金貨の買取について

金貨は記念硬貨の中でもデザインやその美しさから特に人気の品。 基本的に買取金額は『重量』と『金の品位』から算出されます。そのほかにも希少性などの付加価値が付くことも多いですが、最低でも金の価値分では買い取ってもらえるのはありがたいですね。 日本の金貨には「旧金貨」と「新金貨」があり、発行枚数の少ない「旧金貨」の方がプレミアが付き価値が高くなることが多いです。 外国の金貨は世界的な信頼性と人気の高さで、安定した需要が見込める事が魅力です。 歴史上一番高値がついた金貨はアメリカの「1933年のダブルイーグル」で、ササビーズのオークションで759万ドル(約9億円)で落札されています。 さすがにこのクラスの金貨となると持っている人はごく限られた人になりますが、日本の金貨やメイプルリーフ金貨、ウィーン金貨などは日本でも集めている人が多いので、もしかするとあなたの家からポロっと出てくることもあるかもしれませんね。 もし外国の金貨がでてきたら13万円以上、日本の旧金貨ならモノによると20万円を超える価値が期待できます。 金貨の売却をお考えなら、金貨の相場が高い今が売り時です!

金貨一覧表

日本の金貨の価値と買取相場

旧一円金貨の価値と相場

旧一円金貨
発行年度 明治4年~明治25年
品位 金900,銅100
重量(量目) 1.6667g
詳細 明治の旧一圓金貨は重量の割に価値が高く、比較的高額で取引されてます。明治4年の物なら3万~5万5千円くらい、ケース入りの完全未使用品であれば8万円を超える買取価格が付くこともある非常に人気の金貨です。発行時期によって大きさに差異があり、明治4年~6年に作られたものが多少大きいようです。

旧二円金貨の価値と相場

旧二円金貨
発行年度 明治3年~明治13年
品位 金900,銅100
重量(量目) 3.3333g
詳細 旧二円金貨は美品だと10万~20万円で取引されています。重量自体は旧一円金貨の倍程度ですが、年度によっては数十枚しか発行されていないその希少性から、価値が跳ね上がっているようです。 この旧二円金貨も上記の旧一円金貨と同じく2種類のサイズがあり、明治6年までに作られたものが大型になります。

旧五円金貨の価値と相場

旧五円金貨
発行年度 明治3年~明治30年
品位 金900,銅100
重量(量目) 8.3333g
詳細 旧五円金貨は他の旧一円金貨や旧二円金貨に比べると発行期間が長く、それに伴い発行枚数も多いです。気になる買取相場ですが、明治3年発行で25万、明治4年発行で10~20万円になります。更に、明治10年~28年に作られた旧五円金貨なら最大で60万、明治26年・29年・30年の旧五円金貨は70万円の価値が付くこともあります。

旧十円金貨の価値と相場

旧十円金貨
発行年度 明治4年~明治13年
品位 金900,銅100
重量(量目) 16.6667g
詳細 旧十円金貨は近代銭の中で最も人気のある金貨の一つで、発行数の少ない年度に作られた金貨は買取金額が100万円を超える事も。旧10円金貨のほとんどは明治4年に発行され、発行枚数も多く市場でもよく見かけますが、それでも買取価格は10万~20万。状態が良ければ40万円以上の価格での買取が期待できます。

旧二十円金貨の価値と相場

旧二十円金貨
発行年度 明治4年~明治13年
品位 金900,銅100
重量(量目) 33.3333g
詳細 2014年の5月に放映された「開運なんでも鑑定団」では、明治3年の20円金貨がなんと600万円という驚きの価格がついています。これは日本の金貨の中でも特に高い価値があり、発行枚数と現存数の少なさからくる希少性が理由にあげられます。買取店に査定に出しても数十万~数百万の価値は付くようです。

外国金貨の価値と買取相場

メイプルリーフ金貨の価値と相場

メイプルリーフ金貨
発行年度 1989年~
品位 金999
重量(量目) 1トロイオンス、1/2トロイオンス、1/4トロイオンス、1/10トロイオンス
詳細 世界一の流通量を誇るのがカナダのメイプルリーフ金貨です。世界的に信頼性と人気が高く、常に安定した価値を持つメイプルリーフ金貨は、額面以上の価値のある金貨としてコレクターから愛されています。正確な買取価格はその日の金の相場に左右されますが、1オンスは大体13万~14万円前後で取引されることが多いようです。

ウィーン金貨の価値と相場

ウィーン金貨
発行年度 1989年~
品位 金999
重量(量目) 1トロイオンス、1/2トロイオンス、1/4トロイオンス、1/10トロイオンス
詳細 ウィーン金貨もメイプルリーフ金貨と同じく、買取価格は金の相場で変動し、1トロイオンスで13万~14万円前後とみてよさそうです。基本的には重量は4種類ですが、2004年に発売された限定品の金貨だけは別物で、世界でわずか15枚しか作られなかったその金貨はなんと1000トロイオンス(直径37cm、厚さ2cm、重さ31.103kg)で、当時の相場で6000万円以上の価値がありました。

カンガルー金貨の価値と相場

カンガルー金貨
発行年度 1986年~
品位 金999
重量(量目) 1トロイオンス、1/2トロイオンス、1/4トロイオンス、1/10トロイオンス
詳細 オーストラリア政府が発行しているカンガルー金貨は、毎年カンガルーのデザインが変わるので、コレクションとして集めている人が多い常に一定の需要がある金貨です。コレクターに売る場合は別ですが、一般的な買取金額は他の外国金貨と同じく、1トロイオンスで13万~14万円前後、1/2トロイオンスなら6万5千~7万5千円となります。

パンダ金貨の価値と相場

パンダ金貨
発行年度 1982年~
品位 金999
重量(量目) 1トロイオンス、1/2トロイオンス、1/4トロイオンス、1/10トロイオンス、1/20トロイオンス
詳細 パンダ金貨も純度99.9%以上からなる地金型金貨です。相場的には1トロイオンスで13万~14万円前後ですが、カンガルー金貨と同じように発行年で絵柄が変わるので、発行年によってはコレクターに高額で取引ができます。上記のサイズ以外にも5トロイオンスや12トロイオンスのものがあり、12トロイオンスの買取相場は150万円以上にも及びます。

イーグル金貨の価値と相場

イーグル金貨
発行年度 1795年~
品位 金916,銅84
重量(量目) 1トロイオンス、1/2トロイオンス、1/4トロイオンス、1/10トロイオンス
詳細 アメリカの発行しているイーグル金貨は純金(24金)ではなく18金で作られているため、他の純度99.9%の金貨より素材自体の価値は下がります。従って、プレミアのついていないイーグル金貨は1トロイオンスで13万円前後になります。発行年度によってはコレクターに高く売れる場合もあります。

金貨の価値や相場を調べるには

金貨は金の相場によって買取金額に差が出ますが、買取業者によっても買取金額にかなりの差があります。 売りたい金貨があるけどどこで売ればいいのかわからない…そんな人もいるのではないでしょうか。 古銭もそうですが金貨も偽物が出回っているので、買取店によっては本物か偽物か判断できず、 本来価値のある金貨を偽物といって格安で買い取るお店もあります。 ある買取店で数千円程度だった金貨が、別の買取店で見てもらうと数十万円になったというケースも少なくありません。 そこで、インターネットで調べた信頼できると評判の古銭買取店を紹介します。 下記のお店なら、査定フォームに入力するだけで無料で簡単に査定してもらえるのでおすすめです。 登録などもいらないので、価値を知りたいだけの金貨でも一度無料査定をしてもらってはいかかでしょうか。